富山県ハイクオリティ企画モニターツアーレポート

富山一級の海・山 「今だけの冬景色と旬の食!」

【レポート】
 このハイクオリティ企画は富山県が推進する【パノラマ・キトキト】をテーマにし、 呉西方面の魅力的なパノラマ・キトキトスポットをまとめたツアーになりました。
県外の観光客の方々が、高岡駅で電車を降り、レンタカーを借りてすぐに回れるドライブルートの作成がこのツアーの目的です。
そのコースの通りに運転すれば富山県を代表する景観や味覚が待っているという訳です。
一般的に、富山の観光は夏・秋の方が立山や黒部峡谷があることでメインに捉えられますが、冬には様々な旬の味覚と雪景色という魅力があります。富山のブランド『氷見』はまさに冬が旬と言えますし、世界遺産『五箇山合掌集落』は雪に包まれ幻想的な景観と自然の魅力を満喫できます。このモニターツアーを通じて、冬しか体験できない富山の魅力はハイクオリティであり、PRしていかなければいけない富山の魅力であると 感想を持たせていただきました。


1.氷見 

冬の味覚はやはり富山ブランドである『氷見ブリ』が代表的です。氷見の街に入ると商店街にブリが並び、期待が膨らみます。
今回は、能越自動車道の氷見ICを降り、食前の運動に、氷見の街の散策をしました。
観光協会に依頼しボランティアガイドをつけてもらい、まずは「潮風ギャラリー」へ。 
ここでは氷見出身の漫画家藤子不二雄A先生が書かれた多くの原画のコピーを展示してあります。(忍者ハットリくん、怪物くん、プロゴルファー猿、笑ゥせぇるすまんなど)怪物くんや忍者ハットリくんのモニュメントがあり、キャラクターグッズの販売もしており、氷見の街中観光の中心的役割をはたしています。

少し歩き、藤子不二雄A先生の生家でもある『光禅寺』へ。ここではキャラクターの石像が記念撮影スポットとなっています。観光協会に事前に依頼すれば、家の中にある手塚治虫先生からいただいた仕事机なども見る事ができます。

街を散策した後は、【食の魅力】です。
氷見でもちょっとグレードが高い『割烹秀月』へ。(地元の方も予約を取っていくようです。)中では1階がカウンターと座敷、2階が広い座敷となっており、30名位は座れます。
今回のメニューは、【氷見ぶりミニ会席】ブリしゃぶを中心とした鰤づくしのメニューです。この他にも、お刺身定食・海鮮丼1,500円、おまかせ定食2,000円、氷見三昧御膳3,675円などがあります。 内容はぶり大根・ブリしゃぶ・ブリ照り焼き・お造りの他にもブリの塩辛などの珍味もあります。メインのブリしゃぶはさっと湯を通して食べると、とろける様な食感です。海藻類は湯を通すと茶から緑色に変わるのが色あざやかです。全体的に一品一品の味が良いですが、その満足感のあるボリュームに感心しました。

■氷見   ■割烹秀月





2.雨晴海岸 

道の駅氷見で買い物の時間を取った後、松田江浜の海岸線を走行しながら雨晴海岸へ。
源義経が平泉に行く際に、雨やどりしたという義経岩があるのが雨晴海岸です。
バス駐車場から、線路を渡り、海岸へ。二上山の山裾が富山湾に没するこのあたり一帯は、白砂青松と日本海では数少ない遠浅海岸の「雨晴海岸」です。
「海越しに3,000m級の山々を眺めることができる場所は、能登半島国定公園の雨晴海岸から氷見海岸一帯にかけてしか確認されていません。」 
天気が良ければ、海岸と立山連峰の最高の景観を写真に収める事ができるスポットです。 この日は残念ながら、立山連峰は眺める事はできませんでしたが、静かで綺麗な海岸を 眺め、気持ちがゆったりしました。

■雨晴海岸





3.砺波・井波 散居村

雨晴海岸から、伏木を抜け高岡北ICへ。伏木には勝興寺という貴重な文化財がありますが、今回はそこにはよらず、砺波ICまで向います。
高速道路を降りてすぐにある散居村ミュージアムへ。ここでは散居村についての様々な情報を仕入れることができます。
彫刻で有名な井波へ入り、ここにも瑞泉寺という有名なお寺がありますが、今回は寄らずに、閑乗寺スキー場へ。雪がなければ車で展望スポットに上がれますが、今回は、なんと全員長靴着用で、ゲレンデのはじを歩きます。200mほど上ったところで振り返ると、散居村のパノラマが見ることができました。ワイドに広がる感じが素晴らしく、白い雪景色がまた魅力を際立たせていました。
天気がいいときは、背景に山々の景観が広がり、よりダイナミックなパノラマとなります。

■閑乗寺夢木香村   ■散居村ミュージアム   ■散居村とは





4.世界遺産・五箇山合掌集落 

井波から国道156号線を進み、世界遺産の五箇山合掌集落へ。
五箇山は大きな集落として相倉、菅沼と2つの集落があります。今回はまず相倉合掌集落へと入ります。雪に包まれた集落に入ると除雪がしっかりしてあり、非常に歩き易い印象です。今回は食事処の『まつや』で五箇山そばの夕食を取りました。(通常営業は17:00まで)メニューはまつや定食1,450円にコーヒーをプラスしたセットメニュー。
五箇山で採れた山菜のてんぷら・五箇山豆腐(堅豆腐)・五箇山山菜そばなどが入り、山の御馳走をお楽しみいただけます。
相倉では、お昼に合掌集落の民宿でも食事を取る事ができます。(予約制)
世界遺産中で食べる食事は風情を感じさせ、郷土料理をより美味しく感じさせてくれます。

■相倉   ■まつや






5.菅沼

夕食後は、菅沼集落へ。今日は期間限定2日間のみのライトアップの日です。
圧倒的な雪の量は思わず集落が潰れてしまうのではと心配するほどの量で、豪雪と集落の景観は世界遺産にふさわしい魅力にあふれていました。
地元の方が岩魚の塩焼き、つきたてのもち、五箇山そばなど様々な屋台でもてなしてくれます。
メインは雪の舞台の上で【民謡こきりこ】の実演です。幻想的な雪景色、ライトアップされた合掌造りの家屋を背景に実演される民謡は心に残ります。
毎年期間が2日間しかないイベントですが、ぜひご参加いただければと思います。

■菅沼




ハイクオリティツアーについては、雪の魅力と迫力、旬を感じる味覚で存分に楽しむことができました。
夏や秋だけでなく、【冬の富山観光ドライブコース】をぜひ商品化し、PRしていきたい とういうのが今回のモデルツアーを実施した感想です。

(中部観光株式会社 西 洋二)